集団自殺にたいして。
いつだったか、自殺は殺人だと教えられました。 ”自分の”命とはいっても、それを絶つことは人を殺すことと同じなのだと気づかされました。 私には、自殺を選ぶ人の気持ちも解らなくはありません。 何か堪え難いことがあって、生きていくことに疲れ果ててしまったとか、あまりにも辛いことがあって、これ以上は耐えられないと思い詰めてしまうということもあるのかもしれません。 また、生きていくことに目的や意義を見いだせないという方もおられるのかもしれません。 でも、命を絶つということは”弱さ”とか”命への無関心さ”で片付けられるほど軽々しいものではないはずです。 人は死ねば、もう話すことも動くこともなく土に還っていって、どこにも存在しなくなるのです。 残された人は、死んだ人が再び自分の元へ帰ってくることをどんなに願ったとしても、生き返らせることはできません。 自分が死んだら悲しんでくれるのではないかというのは、単なる甘えかもしれません。 一時は悲しむかもしれませんが、死んだ人が残された家族の悲しみを知ることはできませんし、その人がいなくなってもやがて日常の生活に戻っていきます。 その人のことは記憶から薄れてゆき、笑ったり、楽しんだりもするでしょう。 そうだとしたら、そんなことのために自殺するなんて悔しくはないでしょうか? などと、記事を読んだ後考えました。 なんにせよ、安易に自殺を考える傾向が、若い10〜30代の人たちにみられるというのは社会的に大きな問題ですね。
by miketest
| 2005-03-01 15:25
| ニュース
|
以前の記事
2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 01月 2006年 12月 2006年 11月 2006年 08月 2006年 07月 2006年 05月 2006年 04月 2006年 03月 2006年 02月 2006年 01月 2005年 11月 2005年 10月 2005年 07月 2005年 06月 2005年 05月 2005年 04月 2005年 03月 2005年 02月 お気に入りブログ
外部リンク
ライフログ
お気に入り
カテゴリ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||